COLUMNCOLUMNグーフィ森の『Single Speaker』

Single Speaker Vol.1 

2013-07-02

2008年の夏に大病を患って、音楽の現場から身を引いて早5年。
今年に入ってキョードー横浜さんの方から、「何かうちのホームページに書いてみませんか?」と嬉しい声を掛けてもらいました。あれこれ感じたものを発表していく場として考えてみては? という提案に甘えさせてもらって、思いつくがままにリハビリがてら執筆してみようと思っています。
ボクが音楽の現場から身を引いてからの5年、音楽産業はめまぐるしい変貌を遂げました。CDから配信へ、そして配信からクラウドサービスによる音楽・映像のコンテンツ提供が始まりだしています。まさに日進月歩といったところ。音楽産業はCDセールスの落ち込みにより右肩下がり、ついにはヨーロッパでは今年度からCDの生産が停止されます。そんな中、我が国ではライブ(コンサート)の開催数、そして観客動員数が右肩上がりになっているらしいのです。ITの発達により音楽が身近に手に入るようになったからこそ、その臨場感を体感・共有出来るライブ(コンサート)の付加価値はより増してきたということでしょうか。
次回からは30年間の音楽制作現場(コンサート含む)の舞台裏や最近の音楽の変貌に対するボクの見解などを書いていくこととしましょう。

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