さて、今回は最近気になったことあれこれを集めてみました。

●バレンタインデーに視力が再び見えない世界に逆戻りしてしまった報告はしましたよねぇ。その際意外にビックリしたのが、自分の動揺さ加減。いたって冷静に受け止められていたことには正直驚きでした。これは奥さんも同じで、というか、奥さんがいたって冷静だったからこそ、自分も慌てることがなかったのでは、と自分では分析しています。頼もしい、そしてありがたい限りです !!　そしてこの6月のまたまたの視力復活劇、この摩訶不思議な体験は、きっとこの先大きなチャンスをボクにプレゼントしてくれるんじゃないか、もしくは大きな意味を持っているんじゃないか、と楽しみにしています。と言ってますが、また…なんてこと考えたりと内心はバクバクものです。

●そうそう、先日、生まれて初めてYOU TUBEサーフィン(そう呼ぶのかなぁ?)に興じ、気づけば空が明るくなってたんです。視力が回復したご褒美(?)にYOU TUBE初視聴となったわけです。エーッ!! と驚かれるでしょうねぇ。何で今頃初体験!? ってね。ほら、一応著作権保有者ですから、いろいろ気を使ってきたわけですよ。それで大きく遅刻しちゃってたというわけでした。
ボクが大病を患って現役を退いてこの夏で丸9年になります。そうなのです。日本でiPhoneが発売となったのは、ちょうどボクの現役引退の年なのです。当時と言えば、ネットの急速な発達にインフラの整備・管理ほか著作権管理のシステムなどなど、数々の問題が世界中で勃発、法整備を含めその対策の遅れが大きな問題となっていました。特にYOU TUBEはことエンタテイメント業界とは世界中で裁判闘争を繰り広げるという状況でした。9年前のことですよ!?　それがどうですか、今じゃ小学生の憧れの職業ランキングで“YOU TUBER”が堂々のベスト10入りですよ!!　スマホの登場でネット環境は一気に変わりましたよね。まさにボクたちはIOT社会の入り口にいるんだなと、アナログ時代のオジさんは常々実感しているわけです。

●ついこの前、テレビのニュースを見ておりますと、『量子コンピュータ』なる次世代コンピュータのトピックをやっていました。何がすごいかって、コンピュータの心臓部を絶対零度にするというびっくりするようなアプローチ(もちろんそれだけではありませんが)で、その処理スピードをスーパーコンピュータのおよそ1億倍以上に高められるんだとかとか。1億倍ですよ!?　もう、なにがなんだかサッパリの世界…です。とにかく恐ろしく速く動くんだというザックリしたこと位しかわかりません。スピード違反もいいとこです。いやはや最近のこの手のニュースは、SF映画の世界のようなお話しばかりです。また立派に“アナログなオジさん”を自覚しちゃいました。あ～ぁ、恐ろしや、恐ろしや。

●恐ろしいといえば、先日拝見した山下達郎さんのライブです。64歳にしてあのパフォーマンス。緻密に作り上げられた音空間。オーディエンスへのサービスも勿論忘れない完璧なステージ。もう、すべてに“素晴らしい !!” を連発の夜でした。ヤマタツ恐るべし !!(この場合は、恐ろしいと素晴らしいは同義語です!?)いやはや音楽職人は大健在でした。

●そしてその達郎さんのライブのMCで、「40歳になった時は50歳までやれればいいかなぁって、で、50になったら60までやれればいいかな、で、60歳還暦になれば65歳まで・・・」あれーッ、いきなりスパンが変わった!? そう思った瞬間、そうかぁボクたちもそういう世代に投入かぁ、と妙に納得、感慨にふけってしまいました。
そしてMCはこう続きます「今年で拓郎さんが71、小田和正さんが70、矢沢さんが68…、そしてわたしも来年は区切りの65歳です。え～、大丈夫でございます。行けるところまで行く覚悟ですから(会場拍手)」。う～ん、なんとも考えさせられるMCでした。昨年、矢沢さんも似たようなことをライブで言ってましたから…。達郎さんのMCに登場したビッグネーム達は、J-POP界を牽引し、日本の音楽ビジネスのNEWスタンダードを築き上げたレジェンド達ばかりです!! そのレジェンド達がアーティスト活動の終活地味た話(?)を、それぞれに呟き始めたのです。「ホントかよう!?」って話です。「冗談だろ!?」って話です。
時代の(文化の)流れの加速度がどんどん増している昨今、世の中ではSLOW LIFEなんて逆行するようなキーワードが人気なようで…そんなこと考えていると、アーティストの終活話(?)よりも自分はどうなのよ?　って話です。音楽ファンとして、ROCKフリークとして、ちゃんと8ビートのバトンを次世代に渡せてるのかってことですよ。う～んどうだろうな!?

●毎夜毎夜、安定しないラジオのチューニングと戦いながら深夜放送を聴いていた少年の頃のお話。毎日のように遅刻するボクにある日 中学校の担任がこんなことを言ってきた。「また深夜放送を聴いてたのか!? そんなにいいのかROCKは?　どうやら全世界の若い奴らの共通言語のようだな!!」この言葉、呪文のように脳裏に未だに刻まれてます。かれこれおよそ50年前の出来事です。
思うんですがあの時先生は、ちょっと洒落たことを言いたかったんじゃなかろうか。俺知ってるぜ的な言葉だったかもです。いやいやいやちょっと待ってください!?　あの頃先生は確か40代半ばだったはず、ボクは今還暦を超え、立派に大人になったおじさんです。でもバリバリROCK聴いてます。現役です。もしかしてもしかして、本当は「俺だってガンガンにクリムゾンやツェッペリン聴いてんだぜ !!」なんて言いたかったんじゃないのでしょうか。あ～っ、あの日に戻って訊いてみた～い !!

●久々に家電を買い替えました。掃除機です。我が家の掃除機は、かれこれ15年ほど活躍しておりましたから、さすがに細部が劣化しちゃいまして、この際買い換えようとなったのです。
さて家電量販店に行ってみますと、ありますあります。最新鋭機種がズラリ。大きくタイプは3つです。
ダイソンを旗頭とするサイクロン方式。日本のメーカーも豊富なバリエーションっぷりです。そしてもう1パターンは、紙パック仕様の従来タイプ。そしてこれまたダイソンが提案したことで一気に人気に火がついた感のある充電式のコードレスタイプです。さあて、どうしましょ?
どのタイプも一長一短、結局ボクは機能はもちろんなのですが、何より話題の最新型であるかどうか?ってのが判断基準に。とすると「ダイソンいっちゃう!?　ダイソン」なんて思っておりますと「手入れが面倒だし汚れるから紙パックタイプかなぁ、やっぱり」と奥さん。はいサイクロン式落ちましたぁ。逆転の本塁打出ちゃいました!!　結局従来型の紙パックタイプに決定。しかも品番落ちのスペシャルプライス品。やっぱり奥さんの目の付け所は違います。賢い買い物です。テレビCMを見てるような買い物劇でありました。

●YOUTUBEネタから始まったトピックスのトリはAmazon Prime Videoの話題から…
少し前、先月半ばのことだったと思います。奥さんが「うち、Amazonのプライム会員だから、プライムビデオの映画が無料で観れるの教えてあげるの忘れてた」「エーッ !!」
以来ボクは、週4・5本のペースで映画を観てます。当たり前のように洋画です。皆さんはどちら派ですか?　洋画派or邦画派? ボクは観てる映画の98%は洋画です。TVの『洋画劇場』で育った、映画=洋画の世代ですからね～。2%の邦画といえば、子供の頃からずっと観続けている『怪獣映画』(子供か!)と、超話題作くらいのもんです。映画といえば文句なく『洋画』なんです。あっ、余談になりますが、ボクは昔からアニメのことをマンガと言っては周囲から冷たい目で見られていた派です。
で、洋画ファンの皆さんに質問です。あなたは字幕派それとも吹き替え派?
じつはボク、立派な少数派『吹き替え組』なんです。だからアニメ問題同様、いやいやぁそれ以上に、ことあるごとに大ブーイングを浴びてるんです。これずーっと昔からなんです。
吹き替えで洋画を観るってそんなに悪いことですか?　別に字幕のことを否定してるんじゃぁないんですよ。戸田奈津子さんが嫌いってわけじゃもちろんございません。あの名人芸っぷり、むしろ尊敬してます。「じゃぁなぜ?」ってことになって今度は邦画ファンまでもが一緒になって、ボクを悪人呼ばわりです。
「でもじつはボクも吹き替え派なんだ」とか「ワタシもそう」なんてやさしい(?)言葉は1度もかけてもらったことはありません…。
だってですよ、字幕をちゃんと読んでたら肝心の映像がどんどんわかんなくなるじゃないですか、「オマエは子供か?」ってよく言われましたけど、確かにその頃は子供でした。
いやいや違います。そういうことではなくて…、大人になってからも変わらずボクは吹き替え派なんです。だから一時こんなことを思ったりもしました。
「映画好きはみんな速読ができるのかなぁ?」なんて考えてたぐらいですから…。
名誉挽回のため言っておきますが、海外で観たハリウッド映画は、スペイン語圏の国はスペイン語に、フランス語圏はフランス語にと、ほとんどが自国語の吹き替え版でしたよ(なにをムキになってるんでしょボクは)。まぁしかし日本人ほど字幕スーパー入りの映画を好む人種はいないのかもですです。(ねぇ戸田さん!? すいません、お会いしたことはありません)
大きく脱線してしまいました。でね、Amazon Prime Vedeoがですね、吹き替え版映画がからっきし少ないんです。はいはいわかってますわかってます。少数派なんですよねボクは。…どう思います?
アッ、映画の話で思い出してしまいました。先日WOWOWで『シン・ゴジラ』を数度に渡って放映してたんですよね。観忘れたんですぅ。あぁ〜『シン・ゴジラぁ〜』

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