COLUMNCOLUMNグーフィ森の『Single Speaker』

Single Speaker Vol.58 『“画期的進化系バイクの本命登場!?”』 

2018-11-20

やっぱり出てきましたねぇ新しモノ。10年前のスマホショック、そして昨年から今年にかけての電気自動車の一般発売開始、それに続くエポックだと思っているボクのイチオシが、この新型バイク。バイクや自転車はある意味究極的に完成された乗り物とされていましたから、次なる驚きの進化は、バイクが空を飛ぶ時なんだろうなと思ってましたが、こんな形態があろうとは‥‥。

ボクが大病を発症したのが10年前、ちょうどiPhoneが米国で発表された年でした。そこからIoT社会の進化は凄まじいものです。現役を引退したボクなど、全くもってついていけないスピードでIoT化はますます加速するばかりです。昨日までの新発見・新発明が今日の常識となってるくらいの勢いです。隠居組にはちょいと酷な時代なのかもしれません?? ボクは以前から自他共に認める新しモノ好きでしたが、そのボクが置いてきぼりをくらいそうな勢いですです。

ちょっと振り返らせてください。‥‥いやいや大変でしたよネット環境の黎明期は‥‥。あれは1980年代後半でしたかねぇ、クリエイターをはじめとする横文字職業の人間たちが、こぞってコンピュータなる魔法の機材の導入をはじめました(もちろんわたくしGoofyも)。その箱(コンピュータ?)は確かになんでもできるんです。文章も図形もお茶の子さいさいで作れちゃいます。難しい計算などまさに朝飯前(化石のような言葉ですいません)。が、アウトプットがうまくありません。結局作成した文章等は一旦プリントアウトしてFAXで送るよりなかったんです、その頃は。で、90年代に入るとちょいと進化しましてデジタルデータがFAX通信を使ってやりとりできるというのがポピュラーになってきました。が、これ恐ろしく時間がかかりました(デジタルっぽく感じてましたが、FAX通信はあくまでアナログデータに変換されての通信です)。
この頃は福山くんのコンサートをデジタル機材を駆使して演出しはじめた頃で、いやいや本当に大変でした。福山くんのタイトなスケジュールの合間をぬってのレコーディング、その音の完成を待って、コンサートの照明や映像の仕込み。これをデジタルデータのキャッチボールでやってたんです。
当然楽曲のレコーディングは都内のスタジオです。映像製作は中目黒のスタジオ、照明をはじめとするステージ周りは近畿和歌山の貸し切ったホールを使ってのリハーサル現場。そうです。この3カ所で、まだ始まったばかりのネット回線を通じてデータのやり取りが行われてたんです。今考えると随分無駄な努力に躍起になっていたようにも思います。だって時間も人力もお金もビックリするほどかかってましたからねぇ。
ドラマの収録の合間でレコーディング、それをCD-ROMに焼いてバイク急便で中目黒のスタジオへ、同時に和歌山のスタッフにはFAX回線を使って飛ばします。これが大変、1曲2•3時間平気でかかっちゃいます。一晩中かかってたったの2曲なんて日が何日あったことか‥‥だからCDに焼いてバイク便で送った方がいいんじゃないとなったのはいいんですが、料金が恐ろしいことになり、結局朝と夜にスタッフが新幹線でCD-ROMを和歌山まで運ぶことに!? いやはやまさに本末転倒の繰り返しな悪戦苦闘の日々でした。笑っちゃう話ですよね。それどころかFAX回線を使ってデータのやり取りをしてたなんて知らないでしょうね? あっ、若い衆はFAXすらわかんないかぁ~。まぁ、血の滲むような努力をして結果極めてアナログ的に、クリエイティブの真似事をやってたんですよ、オジさんたちは??

で、話はやっと本題へ。ニューウェーブなバイクのお話に戻ります。今年発売されたLMW(Leaning Multi Wheel)テクノロジーのバイク YAMAHA“NIKEN/ナイケン”、これかなりなもんです。フロントが2輪ですよ!! しかも宅配ピザを運ぶ3輪スクーターやアメリカンな3輪ビッグクルーザーなんかとは根本的に違って、フロントが2輪でしかも傾ける(Leaning)ことができるんです。つまり一般的なバイクと同様に車体を傾けることで旋回するわけです。で、フロントを2輪にすることで、旋回性と安定性をアップするというあっと驚くメカニズムです。このスタイルは“トリシティ125”として2014年に、“トリシティ155”として2017年に発表されてましたが、なぁ~んかスクーターの発展形?って感じに思ってました。いやいやしかし、なんか怪しいぞなんか怪しいって思ってたら、やっぱりの本命の登場です!! 850ccの本気印のスポーツツーリングマシンが登場です。“NIKEN/ナイケン”、名前からしてスゴイでしょ!! うちの奥さん曰く「押しが強くて未来的!? なんかプレデターっぽいね!!」だそうだ。
奥さんがそう言うくらいですから大変なエポックメイキングなんでしょうね!? だからなおさら乗ってみたい!! どんな走りをするんだろう?? ワクワクします。今のボクの瞳は還暦を過ぎたおじいちゃんなれど、きっとキラッキラの少年の瞳のように違いありません。まだまだ男の子なんですかね~?? ボクの拙い文章力ではなかなかわかってもらえそうにないので画像をアップしますからとくとご覧あれ。どうです。ボクのワクワクわかって頂けましたか?
今年リハビリ生活に入って10年になります。リハビリ生活も大台にのったこの年に新たに手に入れてみたいもの(体感したいもの)が現れました。この10年で3つめです。2008年のAppleの“iPhone”、2017年のNISSAN“REAF”、そして今年YAMAHAの“NIKEN”、視聴覚をはじめカラダに多くのハンディキャップを抱える今となってはどれも体感不可能なものばかりですが、やっぱり体感したい3つはボクにとって“不動の3つ”です。
iPhoneは一体どんなアプリが使えるんでしょう? いーっぱいあるんでしょう、アプリ。なにせiPhoneひとつあれば大概のことはできちゃうんでしょ。それを実感してみたいなぁ。EV(電気自動車)は遊園地レベルのものしか経験はありませんが、EVがそれ特有のトルク感を持ってるくらいは理解してます。きっと不思議に思うんだろうな、はじめてハンドルを握ったドライバーたちは。NIKENもそんななんだろうなぁ。あ~羨ましい!!
そんなこと考えてると、羨望モノは今後いくつ現れるんだろう? と何やら思いに耽っちゃいました。きっと次の10年は、羨望モノの登場頻度はとんでもなく加速度を増して行くように思います。きっとTOKYO 2020大会がその号砲になるんじゃないのかな。だって1964年のオリンピクあたりの世の中の変わりようったら‥‥すごかったですからねぇ!!


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