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玲里with難波弘之/金属恵比須/ACB(K)~あらんちゃんバンド(仮)/KADATH/Akiko's Cosmo Space

ROUNDABOUT 10th Anniversary Live Candytree Garden Vol.3

日程 2023年11月25日(土)
会場 横浜ランドマークホール
時間 15:30 開場/16:00 開演
料金 自由席 前売 ¥6,500/当日 ¥7,000 (各税込) ※整理番号付き/別途ドリンク代¥600

  ※未就学児入場不可

一般発売一般発売

チケット好評発売中‼

イープラス https://eplus.jp/candytree-garden/

(問)キョードー横浜 : 045-671-9911

その他

玲里 シンガー・ソングライター。音楽家である祖父母と父の影響で、幼少期よりジャンルを問わず、様々な音楽に親しんで育つ。中でも60年代&70年代ブリティッシュ・ミュージックや、プログレッシブ・ロックからは多くを吸収。2011年にデビューアルバム「KISS AND FLY」をリリースし、第4CDショップ大賞の関東ブロック賞を受賞。凛とした歌声、色とりどりの楽曲、独自の感性が光る歌詞で、ミュージック・ラヴァーズや数々のミュージシャンからも支持され、パワフルなライブにも定評がある。これまでに制作した楽曲は、舞台、映画、テレビ番組でも使用されている。昨年9月に、自身の音楽ルーツを振り返りながら制作したアルバム「Fifth Album」をリリース。スターダストレビューの根本要がゲストボーカルとして参加した「雨とステップ」、配信シングルとしてリリースした「Good Day Today(2020年度 TBC東北放送テレビプロ野球中継「直球勝負!イーグルス LIVE」テーマソング)を含む、14曲を収録。

難波弘之 1953年、東京巣鴨生まれ。キーボード・プレイヤー。作編曲家。東京音楽大学教授。‘76年、鳴瀬喜博らと、後にジョニー吉長も参加した金子マリ&バックスバニーでデビュー。フリーとなった’79年にアルバム「センス・オブ・ワンダー」でソロ・デビュー。その後、ソロや自身のバンド SENSE OF WONDER でアルバムを多数リリース。RCサクセション、大瀧詠一、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、レッド・ウォーリアーズ、ソウル・ボッサ・トリオ、木村拓哉などのジャニーズ系からゴールデン・ボンバーに至るまで、様々なアーティストのレコーディングやライブに参加。CM、アニメ、ゲームなどの音楽も多数手掛ける。自己のバンド SENSE OF WONDERの他、野獣王国、ピアノ・トリオA.P.J. などで活動中。‘16年に音楽生活40周年、’22年に45周年記念コンサートを開催。

金属恵比須 1991年結成のプログレッシヴ・ロック・バンド。2023年で結成32周年。横溝正史など日本の文学作品や映画に影響を受け、おどろおどろしさや和の薫り漂う世界観を、プログレやハードロックのサウンドと融合させた楽曲が特徴。定評ある演奏力を武器に、五木ひろし、頭脳警察、聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下といったレジェンド達と、振り幅の広い共演を果たし、俳優の髙嶋政宏氏など著名人のファンも多い。2015年から元・人間椅子の後藤マスヒロがドラムで在籍。2022年には特撮音楽の巨匠・渡辺宙明氏作曲指導による楽曲や、50周年を迎えた人造人間キカイダー役・伴大介氏とのコラボ作を発表。代表作『ハリガネムシ』『武田家滅亡』に続き、202212月にSFをテーマとした4年ぶりフルアルバム『虚無回廊』をリリース。オリコンに初ランクイン。帯コメントは樋口真嗣監督(「シン・ウルトラマン」監督)。話題作となっている。

■ACB(K)~あらんちゃんバンド()  美しいメロディと緻密なアレンジが織り成す壮大でシンフォニックな世界を圧倒的演奏で創出。荒牧隆子(Vocal, Guitar)、月本美香(Vocal)、森脇健(Bass, Taurus)、高橋克典(Drums) に加えて、サポートのyonetee (Keyboards)、藤本美樹(Violin)という個性豊かな6人が奏でる音楽は、「ザ・プログレ」の名に恥じない感動に次ぐ感動!ACB(K)のステージはもはやミュージカル。感動的なストーリー性、琴線に触れる歌詞、そして美しいメロディが交錯。あなたの原体験を呼び起こし、最高の感動へと誘う。情熱的な演奏によって新たな想像力が覚醒し、心が震えること間違いなし。ACB(K)の圧巻のステージをぜひ体感してください。お祝いムード満点のこの特別な夜に、最高の一夜をお過ごしください。感動が待っています!......2022年作品「シブリングズ」好評発売中です!......

■KADATH リーダー菅原浩巳(G)が地元の山口県にてメンバーを集め、2009年に結成。メンバーチェンジを経て、2016年に現在のメンバーとなる。活動は山口県内でのライヴが主だったが、2016年秋に2ndアルバム「煉獄楽団」発売後、吉祥寺シルバーエレファントにてライヴを行った後から、山口県外でのライヴが多くなり、シルバーエレファントのほか神戸チキンジョージ、大阪ブランニュー、高松トゥーナイスなどで毎年ライヴを行う。共演したアーティストはウーシュ・スメ・ドマ(チェコ)、ヴォイシェフ・シューライ(ポーランド)、リシャール・ピナス(フランス)、是巨人など。またポーランドのラジオ番組で「煉獄楽団」の特集が組まれたこともある。コロナ禍直前の2019年に「コロナ・ダンシング」を含む3rdアルバム「異世界からの旋律」を発売。休養期間を置いて、今回横浜での初ライヴを機に、活動を再開。

■Akiko’s Cosmo Space   ARS NOVAのドラマー高橋明子の宇宙ロックプロジェクト。2014年にコスモスウィーティ星からやってきた。201510月に1stソロアルバムをフランスのMUSEA RECORDSよりリリース。20175 Prog Sud' 2017(France)出演。20188 Crescendo Festival 2018(France)出演。ポップでキュートな宇宙語で歌う、メロディアスで楽しい歌と、複雑怪奇な超絶変拍子が共存した、世にも奇妙な新時代ミュージック!今回のプロジェクトメンバーは、Vo&D AKIKO COSMO村上常博、宮崎理絵、中嶋美香。そしてゲストに、KATRA TURANA星からやってきたスティックの広池敦さん、那由他計画猫星からやってきたシンガーの世良純子さん、翠雅星からやってきたベリーダンサーSuigaさん。また新たな伝説がこの地球で生まれる。

私にとってラウンドアバウトは、大谷翔平選手でもあり、ダルビッシュ有投手でもあるのです。ロックレジェンドたちの貴重映像と音源を心ゆくまで楽しめる本格ロックバーと、王道の逸品料理とアルコールを味わえる本格居酒屋が同居する姿は、メジャーで二桁勝利と二桁本塁打を達成し、新たな伝説を作った「二刀流」大谷翔平さながらの佇まい。一方で、難しい顔をしたおじさんたちによる変拍子とメロトロンが鳴り響いたかと思えば、かつて中高生時代に胸をときめかせた女性たちがささやくように歌いかけ、気がつけばいかつい長髪男の激しいギターソロに包まれるなど変幻自在、英米欧州縦横無尽、半世紀以上をタイムスリップさせる選曲の妙に、湧き上がる奇想を形にした進歩的なフードメニューと遊び心満載の希少焼酎の数々は、「七色の変化球」を操り、強打者を手玉に取るダルビッシュ有ばりの技巧派のなせる業。「しっかり準備して、100%のパフォーマンスを発揮して、見ている人を楽しませる」トップアスリートのモチベーションは、お店の不変不朽のモットー「まごころ」に通じるものがあります。「お客様の喜ぶ顔が見たい」と労を惜しまず、丁寧な仕事を積み重ねて10周年の節目を迎えられたことに心より感服、お祝い申し上げます。この間、決して順風満帆の日々だったわけではなく、とりわけコロナ禍における営業は、イエスのアルバムになぞらえれば「こわれもの」もしくは「危機」だったのかもしれません。ただ、大谷、ダルビッシュ両選手も、今日のメジャーでの栄光、WBC優勝をつかむまでに、幾度も故障に泣き、プレーできない時期があったのです。ラウンドアバウトよ、苦難を乗り越え、いざ「究極」のロック居酒屋へ!(内山俊哉 スポーツアナウンサー)

横浜は関内の馬車道通りから少し入ったところに、楽しく美味しい居酒屋がある。まごころ居酒屋とかプログレ居酒屋とか呼ばれている「ラウンドアバウト」だ。ロックを愛する人が集まり、リクエストをしてもしなくてもマスターが絶妙のチョイスでロックをかける。この店を知ったのは地元横浜の作家、伊東潤が新聞に連載していたコラムだった。プログレ居酒屋とあり、名前が「ラウンドアバウト」とくれば、寄ってみようとの気になるのは当然だろう。コロナ禍前にはライヴ帰りに寄ることがよくあった。アニー・ハズラムのルネッサンスの時は大雨だった。ここでの伊東潤と金属恵比須の高木大地との密談からコラボ・アルバム『武田家滅亡』が生まれ、コラボは『家康謀殺』の「ルシファー・ストーン」へと膨らんでいく。金属恵比須だけではなく、ACBK)、那由他計画、Akiko’s Cosmo Space、百様箱など気鋭のプログレッシヴ・ロック・バンドのメンバーもよく訪れている。どうやって手に入れたのか秘蔵の映像が流れる。それを見ながらお客同士が盛り上がり、マスターはしてやったりと嬉しそうに見守っている。クリムゾンだるまをはじめ店内に飾られているグッズは、プログレッシヴ・ロック・ファンのマニア心をくすぐる。マスターのお気に入りは女性シンガー、特にオール・アバウト・イヴのジュリアンヌ・リーガンだ。たまにイヴェントも行っている。看板にはオールド・ロック・オンリーとあるが、隠し味はブリティッシュ・トラッドだ。言うまでもなく「ラウンドアバウト」の売りは音楽だけではない。酒と料理だ。酒は焼酎にマスターのこだわりがある。取り揃えたくせのある焼酎の愛ある銘柄解説は楽しい。日々進歩的な料理を開発、まさにプログレッシヴだ。 (音楽評論家 山岸伸一)

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