そこへ輪を掛けるように、また新たな問題が降って湧いてきました。コンサート会場の減少が叫ばれているのです。これは2020年の東京五輪に向けた準備や施設の老朽化によって改修、閉鎖をする施設が相次ぎ、コンサート会場が圧倒的に不足するというものなのです。来年の2016年にはそのピークを迎え、主要都市で約15万席がなくなってしまうらしい。コンサートへの動員が右肩上がりというこの時期に水を差すようなこの話題。全くもって受難の時代の到来です。と、ここまで書いて、イカンイカン! ついついぼやきジジイになってしまうところでした。無責任に楽観的過ぎる発言なのかもしれませんが、音楽はいつの時代も新しいマーケットを開拓し常に変化、前進してきました。そう、転がる石のようにね(Like a Rolling Stone!)。